19/20プレミアリーグ第28節、ワトフォード戦。我らがリバプールは、0-3の敗戦を喫しました。 リバプールfc公式hpより引用. プレミアリーグ、リバプール対ワトフォードのスコア詳細 - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com) 残留争いのワトフォードが今季3度目の指揮官解任 暫定監督にマンC戦、アーセナル戦託す 漫画「アオアシ」最新227話「今この時、次はない」のネタバレ感想です。船橋と青森星蘭の後半戦。ワトフォードプランに対応した船橋、トリポネが危うくゴールを決めるところだった。北野はすぐに反応しハイプレスへと切り替えた。葦人は北野の指示に寒気を覚える。 昨シーズンのプレミアリーグ...4度にわたる監督交代の影響か、チャンピオンシップへの参加が決まったワトフォード。リバプール戦で大暴れしたイスマイラ・サールは、それまで続いた無敗優勝の達成を阻んだ選手であり、クラブの降格に伴い獲得の噂が加熱し FAカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド vs ワトフォードが現地時間9日に行われた。 試合は1-0でホームのユナイテッドが勝利を収めた。 ユナイテッドはリーグ戦から大幅にメンバーを入れ替えたが、2部のワトフォード相手に立ち上がりでリードを奪った。 リバプール /勝ち点 99 2. 今シーズンはここまで26勝1分という圧倒的な結果を残し続けていたこともあり、この敗戦は諸方面で衝撃を持って受け止められました。 ワトフォード: 30,000円 ~ 2019年4月13日: ウェストハム: 30,000円 ~ 2019年4月27日: チェルシー: 67,000円 ~ 99,000円 ~ 2019年5月12日: カーディフシティ: 36,000円 ~ リバプール戦もまた異なるテストの場となる。2021年1月12日のリーグテーブルがどうだったかなんて、誰も覚えていないだろう」 また、ワトフォード戦での勝利でeflカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦での敗北から立ち直ったと主張。 リバプール(レッズ)vs.ワトフォード(ホーネッツ) 格安サッカー観戦チケット購入はこちら。アンフィールドのKOP席も購入可能。ファンダイク、マネ、サラー、フィルミーノのプレーを観戦し、Youll Never Walk Aloneを大合唱 リバプールお得意の降格クラブからの選手獲得...ジョルジニオ・ワイナルドゥムやアンディ・ロバートソン、シェルダン・シャキリと数々の選手を残留が叶わなかったクラブから獲得し続けている。ワトフォードもプレミアリーグ最終節で降格が決まった。 勝ちへの執着、ワトフォード戦法とは? mame3252 2020年7月28日 / 2020年10月12日 2020年7月27日発売のビッグコミックスピリッツ 2020年35号掲載の「アオアシ」についてネタバレをま … 今回はアオアシの224話ワトフォード・フランを読んだので、ネタバレや感想を紹介します!という場合はぜひチェックしてみてください。「アオアシ」224話のネタバレを含みますのでご注意ください!ちなみに、「アオアシ」はu-nextで無料で読めます! ワトフォードはアーセナルに敗戦し、勝ち点が34で19位となり降格が決定。ボーンマスはエバートンに勝利したものの、勝ち点34の18位となり、降格が決まった。プレミアリーグ上位5チームと下位3チームは以下の通り。 cl出場 1. リバプール戦もまた異なるテストの場となる。2021年1月12日のリーグテーブルがどうだったかなんて、誰も覚えていないだろう」 また、ワトフォード戦での勝利でeflカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦での敗北から立ち直ったと主張。 漫画「アオアシ」最新227話「今この時、次はない」のネタバレ感想です。船橋と青森星蘭の後半戦。ワトフォードプランに対応した船橋、トリポネが危うくゴールを決めるところだった。北野はすぐに反応しハイプレスへと切り替えた。葦人は北野の指示に寒気を覚える。 リバプール、ポルトガル代表FWに続きセネガル代表FWも補強? ワトフォードと合意報道も. リバプール(レッズ)vs.ワトフォード(ホーネッツ) 格安サッカー観戦チケット購入はこちら。アンフィールドのKOP席も購入可能。ファンダイク、マネ、サラー、フィルミーノのプレーを観戦し、Youll Never Walk Aloneを大合唱 2020年09月23日(Wed)11時20分配信 ワトフォードを押し込んでいった。 だが、この日のリバプールは、ファイナルサード付近にどっしりと構え、規律正しく保たれたワトフォードの堅牢をこじ開けられずに苦戦。枠内シュートを一本も打てないまま、前半をスコアレスで折り返した。 soccer king 1/10(日) 6:56 マクトミネイ弾守り抜いたユナイテッドが2部ワトフォード退け4回戦へ!《FAカップ》FAカップ3回戦、マンチェスターユナイテッドvsワトフォードが9日にオールド・トラフォードで行われ、1-0で勝利したユナイテッドが4回戦進出を決めた。リーグ戦 ブレンダン・ロジャーズ( Brendan Rodgers 、1973年 1月26日 - )は、北アイルランド・ カーンロウ (英語版) 出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。 現役時代のポジションはディフェンダー。 現在はプレミアリーグのレスター・シティFCの監督を務めている。 漫画「アオアシ」最新224話「ワトフォード・プラン」のネタバレ感想です。船橋と青森星蘭の試合を観戦する葦人たち。試合開始早々トリポネが強烈なシュート。槇村がなんとか止める。青森は4-5-1の守備的配置で船橋の足を止める。 12日、プレミアリーグ開幕戦の第二試合が行われ、リバプールとワトフォードが相まみえた。渦中のコウチーニョが不在の中、サラー、マネらをスタメン起用したクロップリバプール。果たして開幕戦勝利を手にすることができたのか…? ワトフォードはアーセナルに敗戦し、勝ち点が34で19位となり降格が決定。ボーンマスはエバートンに勝利したものの、勝ち点34の18位となり、降格が決まった。プレミアリーグ上位5チームと下位3チームは以下の通り。 cl出場 1. ワトフォードに所属するfwトロイ・ディーニー(31)が、リバプール撃破の“秘策”を明かした。 英『スカイ・スポーツ』が伝えている。 2月29日、プレミアリーグ第28節で首位を走るリバプールをホームに迎えた19位ワトフォード。 今回はアオアシの224話ワトフォード・フランを読んだので、ネタバレや感想を紹介します!という場合はぜひチェックしてみてください。「アオアシ」224話のネタバレを含みますのでご注意ください!ちなみに、「アオアシ」はu-nextで無料で読めます! リバプールお得意の降格クラブからの選手獲得...ジョルジニオ・ワイナルドゥムやアンディ・ロバートソン、シェルダン・シャキリと数々の選手を残留が叶わなかったクラブから獲得し続けている。ワトフォードもプレミアリーグ最終節で降格が決まった。 19/20プレミアリーグ第28節、ワトフォード戦。我らがリバプールは、0-3の敗戦を喫しました。 リバプールfc公式hpより引用. 2020年7月27日発売のビッグコミックスピリッツ 2020年35号掲載の「アオアシ」についてネタバレをまとめました。, 今なら31日間無料体験実施中に加え、新規加入で600円分のポイントをゲットできますので、アオアシ最新話を実質無料で読むことができます!, ついに迎えた青森星蘭と船橋学院の対決。どちらも強豪ではありますが、順当に行けば船橋に分があり, 相手が動いてこその攻撃スタイルが持ち味の船橋学院に対して、動かない戦法を取る青森星蘭。, 杏里はこれはかつてイングランドプレミアリーグで起った展開と同じだと呟きます・・・。, この布陣は、イングランドプレミアリーグで、無敵のリヴァプールに対して行なったものだと話し始める杏里に、, しかし杏里によれば、このゴールもかつてのイングランドプレミアリーグで起こったことと同じだと言うのです。, トリポネは蓮に、青森星蘭がこんな手に出てくるなんて信じられないと思わず本音を漏らします。, トリポネは今回の試合が、1年かけて仕上げてきた両校の熟練の戦い、つまり力と力の戦いとなることを予想していました。, 従来の青森星蘭でも十分それが可能で、船橋学院を迎え撃つ事が可能だったはずです。しかし、今回はなぜこんな手を・・・?, トリポネはこの戦法をとった理由を尋ねますが、蓮はただただニヒルな笑みをするだけでした。, 一方、観客席ではアシトが、このリヴァプールとワトフォードの試合を覚えてはいるけれど, そこで杏里はきっぱりと「・・・はっきり言って、弱者の戦い方です。」と言うのでした。, 観客席では、青森星蘭が先制点を取ったにも関わらず、まだドン引きでプレーしている事に違和感を覚え, しかしこれはただのドン引きという、自陣に引きこもるスタイルを貫いている訳ではなく、とあるルールにのっとったものだと言います。, まずルール1として青森がドン引いていることで船橋が自由にボール回しが可能となりますが、そこに一切誰もボールを取りに行かないことで, それに対してアシトは「ロングボールや楔のパスを入れたらどうするんや」と反論します。, しかしそこでルール2。強力な2人のフォワードが裏を取ろうとするスペースを極端に消しながらステイ。, しかもセンターバックを使わずに中盤だけでそれをやると、スピードに全く乗れなくなるため, 圧倒的にボールを支配しているはずなのに、横パスばかりにならざるを得ないということ。, ここで花は「青森、誰も本気で奪いに行ってないよな?おしくらまんじゅうみたいに、横並びで圧力かけるけど、, そこでルール3。これは奪いに行くプレスではなく、ブロックを作って追い出すためのプレス。, 誰も釣り出されない、スペースも空かない。結果的なパスコースもなくどの場所も数的不利になり、, 杏里は「私が船橋の選手なら、何に1番ショックを受けるか。『こんな青森を見たことがない!』」と呟きます。, 実際に杏里の言葉通り船橋学院の選手たちは混乱を隠しきれません。対策が取れずに徐々にイラついてファウルもしてしまう始末・・・。, それを冷静に眺めている青森星蘭の監督は、「高校3冠を達成するため、すべてはそのためだ」と静かに話します。, 青森どんだけ器用・・・」と驚きを隠せませんが、そんな中また青森星蘭は2点目を決め、アシトを唖然とさせるのでした・・・。, どちらも勝ちたいこの1戦・・・!青森星蘭の監督は、これが勝ちへの執念であると言いましたが, このあたりにその学校の監督の、というよりも選手達の性格みたいなものも反映されるようで面白いですね。, これに対して船橋はどんな執念で食い下がってくるのでしょう?!次回も目が離せません。. プレミアリーグ、リバプール対ワトフォードのスコア詳細 - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com) ワトフォードは、フォスター、キコ、カバセレ、キャスカート、マジーナ、サール、ヒューズ、キャプー、デウロフェウ、ディーニー、ドゥクレの4-4-2でこの試合に臨みました。 マクトミネイ弾守り抜いたユナイテッドが2部ワトフォード退け4回戦へ!《FAカップ》FAカップ3回戦、マンチェスターユナイテッドvsワトフォードが9日にオールド・トラフォードで行われ、1-0で勝利したユナイテッドが4回戦進出を決めた。リーグ戦 プレミアリーグ、ワトフォード対リバプールのスコア詳細 - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com) ワトフォード 3-0 リバプール ワトフォード:54'サール 60'サール 72'ディーニー. 先日発売されました「フットボール戦術批評」にて、「戦術クラスタ史上最年少"13歳のサッカー戦術分析"の頭の中」というタイトルでライプツィヒの分析記事を書かせていただいています。ご興味あれば、ぜひご一読ください。, 今回は、プレミアリーグ無敗で首位を独走していたリバプールを3-0で撃破して見せたワトフォードのリバプール対策を分析していきます。残留争いの真っ只中であるワトフォードですが、ナイジェルピアソン監督指揮のもと、非常に勇気のある戦いを披露しました。, もしこの記事を気に入っていただけたら、SNSなどでの拡散をぜひよろしくお願い致します。皆さんで日本サッカー界をもっと盛り上げ、レベルアップさせましょう!, ワトフォードは、フォスター、キコ、カバセレ、キャスカート、マジーナ、サール、ヒューズ、キャプー、デウロフェウ、ディーニー、ドゥクレの4-4-2でこの試合に臨みました。一方のリバプールは、アリソン、アレクサンダー=アーノルド、ロブレン、ファンダイク、ロバートソン、チェンバレン、ファビーニョ、ワイナルドゥム、サラー、フィルミーノ、マネの11人でおなじみの4-3-3システム。, スタメンを確認したところで、早速試合の分析をしていきます。まずこの章で取り上げるのは、ナイジェルピアソン監督が準備していたリバプール対策の骨組みの部分となる基本戦略についてです。, ワトフォードは先述のように4-4-2システム。自陣にブロックを組んでリバプールを待ち構えるスタンスです。いわゆる「ドン引き」。ボールを完全にリバプールへ預けて、低い位置で守備を行い、カウンターアタックを虎視淡々と狙います。, 驚くことに試合開始から10数分が過ぎたあたりで、ワトフォードは4-4-2から4-5-1にシステムを変更しました。4-4-2の守備にそれほど問題が生じていたわけではなかったですし、10分過ぎという非常に早い時間帯でシステム変更を決断したということは、恐らく「システム変更を試合前から準備していた」のだというのが僕の見解です。4-5-1だと後ろに人数をかけますので、リバプールのビルドアップに対してプレッシャーをかけ、攻撃を妨害する守備はしにくい。そのため立ち上がりはディーニー、ドゥクレ(9,16)の2トップを採用して少し相手CBファンダイク、ロブレン(4,6)にもプレッシャーをかけ、立ち上がりから下がり過ぎてしまうことを回避しよう。ピアソン監督はこのような考えだったと推測します。, 先に記述した通り、ワトフォードは「ドン引き」。その守備戦術を採用するにあたっての主目的は「裏のスペースを消す」ことでしょう。ペナルティエリアの手前までDFラインを下げ、裏のスペースを消すことで、リバプールの武器である「ロングボール攻撃」「アーリークロス」を抑える狙いでした。普段の試合ではファンダイク(4)、ジョーゴメス(12。この試合では離脱)から配球されるロングボールでサラー(11)やマネ(10)がスペースへ飛び出し、チャンスを作っているリバプール。SBのロバートソン(26)、アレクサンダー=アーノルド(66)からの高精度のアーリークロスも非常に武器になっていましたが、ワトフォードが極端に裏を消したので、ロングボール&アーリークロス攻撃は全くと言っていいほど繰り出せず。ロングボールやアーリークロスは、長身FWを最前線に起用しているチームなら話は別ですが、リバプールは長身FWがいないため裏やエリア内のスペースを消された状態だと中々効果は見込めないのです。この対策により、リバプールはロングボールが使えない。ロングボールが入ってこないと当然サラーやマネのスピードは生かされませんから、リバプールはロングボールという前進の手段を失っただけでなく、「スピード」という武器も失ったことになるのです。, また、「ドン引き」というキーワードで察知した方もいるかもしれませんが、立ち上がりの10数分を除いて、ワトフォードはリバプールの2CBファンダイク、ロブレン(4,6)には完全にボールを持たせました。しかし、中盤の3MFファビーニョ、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン(3,5,15)がボールを持った時には、自チームの3MFキャプー、ヒューズ、ドゥクレ(29,19,16)の一人が必ずプレッシャーをかけます。プレッシャーをかけると言っても、奪いに行くためのプレッシャーではなく「ライン間に侵入させずにブロック外へ追い出す」ためのプレッシャーです。3MFが徹底してライン間にフィルターをかけ、パスを出させなかったことで、サラー(11)、マネ(10)のスピードだけでなく、フィルミーノ(9)のチャンスメイク能力も発揮させませんでした。もしかすると、相手の中盤にプレッシャーをかけても、2CBファンダイク、ロブレンにプレッシャーをかけてないのなら、2CBからライン間に縦パスを通されてしまうのでは?と思った方がいるかもしれません。その危険はあまり警戒しなくても実は大丈夫です。なぜなら、リバプールの2CBは、縦パスを通すプレーが得意ではないから。普段のリバプールの試合を見ると、リバプールの2CBは裏のスペースへロングボールを蹴り込むシーンはあっても、ライン間に立つFWに縦パスを通すシーンは中々ありません。理由としては、「担っているタスク」が挙げられます。リバプールの2CBは、リスクを背負わず、シンプルにプレーすることが第一に求められています。そのため持ち運んだり、縦パスを狙うのではなく、近くのACやIH、SBにノーリスクのパスをつけます。「低い位置で不用意にボールを奪われたくない」や、「サラーやマネといったスピードのある選手がいるんだから、後ろで無理に繋ぐくらいならロングボールを使ったほうが良い」という考えがあってそのようなタスクをCBが担うことになっているんだと思います。だから、リバプールの2CBは縦パスを通すプレーが得意ではない、もしくは選択しないのです。そのため、ワトフォードからすると、3MFにさえプレッシャーをかけていれば、裏のスペースも消しているから2CBは放置して良い、となるのです。, このように、4-4-2から4-5-1へのシフトチェンジと、「裏のスペースを消す」「ライン間にフィルターをかけつつも、CBには持たせる」ことがワトフォードの基本戦略でした。第2章では、より具体的にフォーカスします。, 第1章では試合開始早々のシステムチェンジと、自陣低い位置に引き込んで裏のスペースを消すことの意図を分析しました。第2章は、ワトフォードの仕掛けたリバプールの右サイドでの勝負について。, 上図に示したように、ワトフォードは左右非対称な守備を行っていました。自チームから見て左サイドのWGサール(23)はSBロバートソン(26)、SBキコ(21)はWGマネ(10)を対象にマンツーマンでつきます。一方で右サイドのWGデウロフェウ(7)、SBマジーナ(11)はマンツーマンではなくゾーン対応。この意図は、「相手の左サイドを封鎖し、右サイドから攻めさせる」でした。HS(ハーフスペース)に入るマネにも、高い位置を取るロバートソンにも常に密着マークがついているので、リバプールからするとその二人にパスを出しにくい。右サイドのサラー(11)とアレクサンダー=アーノルド(66)にはマンツーがついておらず、特にアレクサンダー=アーノルドは余裕のある状態(サラーはFWなのでかなり警戒されている)。それなら自然と受け手に密着マークがついている方よりもついていない方から攻撃しますよね。そっちの方が危なくないので。また、左サイドを封鎖することで、「サイドチェンジによるダイナミックな幅を使った攻撃をさせない」効果もありました。, では、なぜワトフォードはリバプールの右、自分達の左から攻撃させたかったのでしょう?その理由は「カウンターアタックで優位に立つため」でした。, リバプールは、右と左で構造が少し違います。その違いは「SB裏のケア」。SBのロバートソン、アレクサンダー=アーノルド(26,66)は両方高い位置を取るので、そのSBの背後にはスペースが空きます。ボールを奪われた場合、左サイドはロバートソンの裏のスペースはIHワイナルドゥム(5)が斜めに下がってケアするので相手のカウンターでロバートソン裏を使われて攻め込まれることを防げます。では右サイドはどうでしょう。右側のIHを務めるオックスレイド=チェンバレン(15)はワイナルドゥムと違い、積極的に前線へ飛び出し、攻撃参加をする選手です。そのため高い位置を取るアレクサンダー=アーノルドの裏をケアすることはできません。よって、アレクサンダー=アーノルドの裏のスペースは、CBのロブレン(6)がサイドに出てケアしなくてはならないのです。また、対人能力に非常に長けた世界最高峰のCBであるファンダイク(4)が「いない」サイドがリバプールの右、自分たちの左サイドであることも影響していると思います。まとめると、SB裏をIHがケアできる左サイド、CBが出ないといけない右サイド。スピードがあり対人守備が抜群のファンダイクがいる左サイド、オープンスペースでスピード勝負をされると少し厳しいロブレンの右サイド。ワトフォードからすると、カウンターアタックを仕掛けるには「相手の右サイドからが良さそうだ」となるのがわかっていただけたかと思います。, 第2章ではワトフォードがリバプールに右サイドから攻めさせた理由は、カウンターアタックで優位に立つためだったことを分析しました。第3章では、ワトフォードがボールを奪った後、どのようにカウンターを仕掛けたのか、ついて。まだ4-4-2で守っていた時間帯ですが、10:40~のシーンを用いて解説します。, まず、CB間に下がって受けた相手ACファビーニョ(3)に対して、CFディーニー(9)が右サイドを消しながらプレッシャーをかけ、狙い通り左サイドの相手CBロブレン(6)へパスを出させます。次に、ディーニーのプレスに連動してCFドゥクレ(16)が前に出てロブレンに寄せます。そして、ロブレンが出した相手WGサラー(11)への縦パスを予測していたWGデウロフェウ(7)が内側に絞ってインターセプト。, デウロフェウ(7)がインターセプトした直後にドゥクレ(16)はタッチライン側へ開き、デウロフェウからパスを受けます。そのドゥクレにロブレン(6)が対応しますが、2CB間をランニングしたディーニー(9)にスルーパスを出し、ロブレンを突破。, 抜けたディーニー(9)は、パスを出してからスプリントでゴール前に向かったドゥクレ(16)へグラウンダーのクロス。ワイナルドゥム(5)にカットされたものの、通っていれば1点というシーンでした。この一連のカウンターアタックの中で、キーとなるのは、ドゥクレ→ディーニーのスルーパスが出た場面です。, ファビーニョ(3)からパスを受けた流れでタッチライン際で対応することになったロブレン(6)に対して、ドゥクレ(16)とディーニー(9)で2v1の数的優位を作り、ドゥクレでロブレンを引き付けて、ディーニーがフリーの状態でスルーパスを受けています。このように、ロブレンに対してディーニー+もう一人(主にドゥクレ)で2v1を作って優位に立ち、カウンターアタックでゴールに迫る狙いがあったのです。このシーンは違いますが、ディーニーがロングボールを受けた時にも、素早くドゥクレなどが加勢して2v1を作れることで素早く落としのパスを出すことができ、スピードアップができていました。, なお、後半は右サイドだけでなく左サイドもマンツーマンにし、より守備的な戦い方へ。その上で3ゴールを奪い、リードをきっちり守り切ってクリーンシートで完勝。非常に緻密に練られた戦術はもちろん、試合終了まで絶えなかった運動量があってこその勝利でした。, 上図はリバプールが4-2-3-1にシステムを変更した後の65:18~の再現です。低い位置で受けた右SBアレクサンダー=アーノルド(66)がエリア内にアーリークロスを放り込み、2ndボールを拾った左CHララーナ(20)が左足でシュートを放ち、クロスバー直撃というシーンでした。このシーン、なぜララーナが2ndを拾って、シュートを打てたのでしょう?答えはアーリークロスによってワトフォードの3MF(16,29,19)が押し下げられたからです。アレクサンダー=アーノルドからエリア内へクロスボールが入ったことによって、相手はエリア内まで下がらなくてはなりません。そのため、下がったことによって下がる前の元の立ち位置が空きます。上図を見ればわかるように、DF(4人)+MF(5人)の2ラインがエリア内まで下がったのでペナルティエリア手前にスペースがあります。そのスペースにララーナが立ち位置を取っていて、そこに2ndボールが来たので、ララーナはワトフォードのMFが寄せ切る前にフリーでシュートを放つことができたのです。4-4-1-1のように、MFラインの前に人(トップ下)を配置できるシステムだと、4+4がアーリークロスなどで押し下げられても、押し下げられたことで空く手前のスペースをトップ下が埋められるので、2ndボールを4+4の手前で拾われてフリーでシュートを打たれるような事態を多少防ぐことはできます。しかし、この試合のワトフォードは、トップ下を置くのではなく、4-5-1でフラットにMFを3人配置することで、よりライン間へのフィルターを強化して、相手にゴール前でスペースを与えないことを優先しているので、DF+MFが押し下げられると手前がガラ空きになるのです。, 押し下げた手前を狙うなら、もう一つ意識したいポイントがあります。それは、相手のクリアの方向です。例えばタッチライン際深い位置からの、ゴールラインにほぼ並行なクロスだと相手はクロスが入ってきた方のサイドに向かってクリアできてしまうので、なるべくペナルティエリア手前のスペースへ向かってクリアさせるように誘導したい。体の向きがペナルティエリア手前、つまりゴールラインに垂直な方向へ向いていれば自然とクリアはその方向へ向かいやすくなります。ですから、65:18~のシーンのようにできるだけ中央から放り込むのが効果的だったのかなと。そのためには、SBを常に高い位置へ固定するのではなく少し低めの位置に配置すると良かったと思います。第3章で記述したように相手はSBにマンツーマンをつけていますのでそう簡単にクロスを上げられる状態にならないことが見込まれますが、65:18~のアレクサンダー=アーノルドのようにCBと同じくらいの高さまで下りてくれば相手から離れて受けることが可能です。ララーナ個人は常に3MFが押し下げられたことで空く手前のスペースを狙っていましたが、個人が分かっていてもチームでそれが共有されないと、ゴールを奪うのは難しいので、ベンチのスタッフ主導での戦術的指示が必要でしたが、最後までそれはできず、無得点での敗戦に終わりました。, 最後にもう一度書かせていただきます。もしこの記事を気に入っていただけたら、SNSなどでの拡散をぜひよろしくお願い致します。皆さんで日本サッカー界をもっと盛り上げ、レベルアップさせましょう!, ワトフォードが示した首位攻略法。キーワードはリバプールの「右」~ワトフォード対リバプール レビュー~, 日本サッカーがレベルアップするためには、深い視点を持つ人が重要、と考え、深い視点を持つための手助けに少しでもなれれば、という思いを持つサッカー監督を目指す14歳の僕が、noteにサッカーの分析を書いていきます。Twitterあります。, まさにナーゲルスマン。ライプツィヒはなぜトッテナムを圧倒したのか?~トッテナム対ライプツィヒ レビュー~[フットボール戦術批評+a].