カナダの政策金利は現在0.75% (2020年3月26日現在)。 誘致, カナダのクリスティア・フリーランド副首相兼財務相は11月30日、今後の財政支出計画や経済見通しなどをまとめた2020年秋の経済声明(Fall Economic Statement 2020)を公表した。経済声明は、第1章:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘い、第2章:パンデミック(期間)を通じたカナダ国民の支援、第3章:より良い復興-コロナ不況を克服する計画、そして第4章:慎重な財政計画の計4章で構成されている。, 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘い」では、検査体制や追跡体制の強化、個人用保護具の調達、長期介護施設における感染対策などへの支出を増やすとしている。「パンデミックを通じたカナダ国民の支援」では、カナダ緊急賃金助成金の助成率を2020年12月20日から2021年3月13日まで最大75%に引き上げるとともに、旅行、ホテル、芸術・文化、航空業界など、コロナにより甚大な打撃を受けた業界を支援するための信用供与プログラム(HASCAP)を創設する。さらに、子育て世帯支援として、6歳未満の子供1人につき最大1,200カナダ・ドル(約9万7,200円、Cドル、1Cドル=約81円)を支援するとしている。「より良い復興-コロナ不況を克服する計画」として、フリーランド副首相兼財務相は、今後3年間で700億~1,000億Cドル規模の景気刺激策を実施し、2024年末までに100万人の新規雇用の創出を目指すという。, 「慎重な財政計画」の中で注目されるのはデジタル税の導入計画で、大手IT企業を対象に2022年1月からデジタル税を導入する予定だ。詳細は、2021年度予算案で明らかにする。また、カナダに拠点を持たない外資系企業に対し、クロスボーダーのデジタル製品・サービスの販売時やフルフィルメントサービスを利用した製品の販売時などに連邦付加価値税(GST)や統一売上税(HST)の徴収を義務付ける、としている。カナダ財務省は一連のデジタル税の導入によって、5年間で65億Cドルの税収増を見込んでいる。, カナダ経済の見通しについては、2020年の実質GDP成長率はマイナス5.8%となるが、2021年は反動により4.8%とプラスになり、その後、成長率は漸減して2025年には1.9%を見込んでいる(添付資料表1参照)。失業率は、2020年は9.7%に悪化するが、2021年は8.1%、2022年は7.0%と緩やかに改善する見通しだ。, 財政赤字については、2020/2021年度(2020年4月~2021年3月)は3,816億Cドルを見込んでおり、前年度(394億Cドル)の9.7倍に拡大する(添付資料表2参照)。2021/2022年度も1,212億Cドルの赤字を見込んでおり、2025/2026年度末の連邦政府累積債務残高は1兆3,783億Cドルとなり、GDPの49.6%に達する見通しだ。, ジェトロ海外調査企画課 ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 140.89 80.53 81.78高値 141.05 80.70 81.88安値 140.34 80.00 81.24終値 140.92 80.23 81.55 【これからの見通し】米債利回りの動向に注目 市況 欧米為替:デイリー見通し カナダドル ・円/ドル・カナダドルを注視. 豪ドル円予想。明日、今週、今月の豪ドル円為替予想。2021年、2022年、2023年 豪ドル円見通し。本日の豪ドル円。通貨換算。豪ドル 円 為替予想 本日の見通し ドル/円の見通し: 動意は限定的 注目の経済指標 注目のイベント 23日(水)の為替相場 期間:23日(水)午前7時10分~24日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム そこで、長期チャートを使って、値動きの特徴などを確認しましょう。. 第2週 1月13日 (水曜日)のカナダドル円予想: 為替レート 80.72、 最高 81.93、最低 79.51。. カナダ中銀(boc)は10月末の金融政策決定会合で、2020年のインフレ見通しと成長率見通しを引き下げるとともに、声明で政策スタンスをややハト派寄りにシフトさせた。 西山孝四郎のマーケットスクエア【出演:現役ファンドマネージャー 西山孝四郎 氏】 2020… 為替 2020/02/28(金) 23:27 カナダ売りの動きが広がっている。ドルカナダでもドル買いカナダ売りが出るなど、カナダはほぼ全面安。 今回、トレイダーズ証券にお伺いして、カナダドルの今後の為替見通しなどを聞きました。 これを機に、カナダドルへの投資を検討されてはいかがでしょうか(笑 . カナダは、米国の隣国の国でG7(主要先進7ヵ国)の一員として世界でも政治的にも経済的にも安定した国と言われています。世界第二位の広大な国土を有し、世界有数の資源国としての魅力も持ち合わせているカナダは、金利が上昇し先進国通貨の中でも高金利となり投資対象としての魅力が … カナダ景気をめぐる懸念が市場で強まる場合、 カナダドル は軟調に推移する可能性があります。目先、 カナダドル/円 は 82.066円 (2020/12/10高値)が上値メド、 90日移動平均線 (12日時点で80.132円)が下値メドになりそうです。 加入協会/ 一般社団法人 金融先物取引業協会 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会, All Rights Reserved,Copyright(C)インヴァスト証券株式会社, 79円方向への下落では、買い狙いです。ただ、リスク回避の動きが強まった場合、75円までの可能性を考えて、買い下がりの余裕を持って対応しましょう。, 認定ビルダー「株&為替のエースコンビ_ナスダック100トリプル_豪ドル/NZドル」について, 認定ビルダー「私は眠る、24時間働く_豪ドル/NZドル_ナスダック100トリプル」について, 認定ビルダー「テトラカレンシーセレクト_カナダドル/円_豪ドル/NZドル」について. 高金利通貨であるトルコリラ円の他にも米ドル円やnz ... 特徴 今後の見通し カナダドル. 最新投稿日時:2020/12/18 13:07 - 「欧米為替:デイリー見通し カナダドル・円/ドル・カナダドルを注視」(フィスコ) 欧米為替:デイリー見通し カナダドル・円/原油安を嫌気 予想レンジ:79円00銭-80円00銭カナダドル・円は弱含みか。 NY原油先物(WTI)は1バレル=40ドルの節目を下回っており、原油安を嫌気したカナダドル売りに振れやすい。 豪ドル高の背景と今後の見通し【出演:マネースクエア 八代和也】 2020/12/16 プレミアムView 【プレミアムView】米大統領選挙 開票スペシャル【出演:双日総合研究所 吉崎達彦 氏、マネースクエア 西田明弘】 2020/11/12 野村證券のマーケットアウトルック - 豪州市場・豪ドル -のページ。野村證券ならではの投資情報を発信。野村のアナリストによる市況・為替分析・マーケット動向の解説動画、調査レポートを多数配信しております。株価や主要指数などのマーケット情報もご覧いただけます。 1月12日 (火曜日)のカナダドル円見通し: 為替レート 80.86、 最高 82.07、最低 79.65。. ドル 円 予想 2020、2021、2022-2024。. Tel:03-3582-3518 野村證券のマーケットアウトルックのページ。野村證券ならではの投資情報を発信。野村のアナリストによる市況・為替分析・マーケット動向の解説動画、調査レポートを多数配信しております。株価や主要指数などのマーケット情報もご覧いただけます。 【見通し1】同ライン超え+遅行スパンの“好転”なら、「81.859円」付近までの上値トライも 【見通し2】同ラインでの上値抑制+フェイクなら、「79.500円」付近までの下押しを想定 足もとでは、下値しっかりの相場付きとなっているカナダドル/円。 カナダ安強まる、来週の理事会での利下げ見通し広がる=ny為替. ※2020年7月時点 年別のパフォーマンスは? ダイワ高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)の年別の パフォーマンスを見てみましょう。 直近5年間ではマイナスで終わってしまっている年のほうが多く、 このようなパフォーマンスでは解約する投資家が増加してしまう カナダドルのスワップポイント比較情報。 どちらか一方選ぶなら私はlight fx をオススメしています。. 予想レンジ:80円50銭-81円50銭. 一時期は純資産が5000億円を越える巨大なファンドだったダイワ 高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)。 高格付けの債券への投資であれば、安定した分配金を受け取れる であろうと思い、投資した投資家が多かったようです。 【カナダドル見通し】 カナダは他の主要国に比べて財政出動に積極的 Covid-19に伴う財政出動(対GDP比、2020年11月5日現在) 現段階では、2021年に向けて回復の勢いが弱まると予想する理由はあり … カナダのクリスティア・フリーランド副首相兼財務相は11月30日、今後の財政支出計画や経済見通しなどをまとめた2020年秋の経済声明(Fall Economic Statement 2020)を公表 した。 経済声明は、第1章:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘い、第2章:パンデミック(期間)を通じたカナダ国 … カナダ経済の見通しについては、2020年の実質GDP成長率はマイナス5.8%となるが、2021年は反動により4.8%とプラスになり、その後、成長率は漸減して2025年には1.9%を見込んでいる(添付資料表1参照)。失業率は、2020年は9 カナダドル/円(cad/jpy)は長期的には下落だが短期ではトレードチャンスがあるか?fxテクニカル分析 2020/06/26 米大統領選が、2020年のドル円の行方を決定? 目次1 【かんたんまとめ】1.1 想定レンジ幅1.2 売買戦略2 【2019年 のドル円相場を振り返って】3 【2020年の注目点】3.1 〇 米中通商協議3.2 〇 … カナダ中銀(BoC)は最近、2020年の景気の低迷予測を-6.8%から-4.3%に修正しており、雇用市場(図1 )は米国よりもさらに速いペースで回復しているように見えます。 図1. 彼らからも「1ドル=50円になるよりも150円になる可能性のほうが高い」という声も聞かれます。私たちも長期的な円安を視野に入れて、今からFXで日本円を米ドルに投資したり、海外株式や金投資なども始めたいです。 今後のカナダドルの見通し. まず、2020年のカナダ円相場のレンジ予想を文頭にて簡単に解説します。その詳細については、本項以降をお読み頂きたいと思います。, ・79円方向への下落では、買い狙い。ただ、リスク回避の動きが強まった場合、75円までの可能性を考えて、買い下がりの余裕を持って対応しましょう。・ターゲットは、85円が抑えるなら利食い優先、超えるなら89円、更に90円台などは、絶好の利食い場となるでしょう。・90円台前半は、売りも検討できますが、96円などをストップとして、利食いは85円が逆に支えると買い戻しとなります。・もし、カナダ中銀が利下げスタンスに転じることがはっきりとした場合・OPECが、減産を止めるようなことがあった場合には、しっかりと買いポジションがあれば利食って、レベル感は別として、売りも狙ってみましょう。, 2019年の相場は、年初の1月3日に、円が大きく買われる「フラッシュ・クラッシュ」が起きたことで、波乱が予想されるスタートとなりましたが、米中通商協議に、合意の期待感が高まったことで、カナダ円相場は、85.23の年間高値を示現しました。ただその後は、カナダ中銀が、世界的に高まる通商協議の混乱に対する懸念から、景気にハト派的な見方を示したこと。加えて予想外に、中国が米国との合意文書に拒否感を示したことで、トランプ大統領が、次々と関税政策を強め、8月には、ドル円相場が、フラッシュ・クラッシュの時の下落でつけた安値を更に割り込む104.46まで下落したことで、カナダ円相場も1月の安値77.88に迫る78.48まで一時値を下げました。 ただ、カナダ円相場では、OPECが年間を通して減産姿勢を継続、原油価格が反発し、良好なカナダ経済を背景にカナダ中銀が利下げスタンスを継続する中、政策金利を据え置いたこと、米国とのUSMCA(新NAFTA)交渉や米中通商協議の合意期待感、NY株価が史上最高値を更新し続けたことで、リスク志向に改善が見え、堅調に反発する形で引けることになりました。 そうなると2020年のカナダ円相場は、通商協議に対する懸念は、若干和らぐとしても、カナダ経済の動向やカナダ中銀の政策スタンス、原油相場の動向や株価の行方などが、大きな焦点となりそうです。ただ年末には、米国の大統領選が控えています。現状トランプ大統領の優勢が伝えられえていますが、民主党の候補者が誰に決まるかによって、ドル円相場に思惑的な動きが出易いことは、留意して対応するほうが良さそうです。, カナダは、世界でロシアに次ぐ2番目の面積を持ち、天然資源も多く埋蔵されています。世界的にも裕福な国のひとつで、古くからG8先進国のひとつとなっています。 経済の中心はサービス業ですが、製造業でも自動車産業・航空機産業などが盛んで、鉱物資源としては、オイルサンドはサウジアラビア、ベネズエラに次ぐ世界第3位の埋蔵量を誇り、金、ニッケル、ウラン、鉛、カリウムなどが主に採掘されていますが、ウランは世界第1位の産出量です。また、広大な土地を有していることから、林業も盛んで、カナダの材木がないと米国の住宅が建たないとも言われています。 1990年代前半までは、経済的混乱がありましたが、1997年以降は、失業率が低下し順調に回復を続けています。また、地政学リスクが低く、高格付けが維持されており、過去においては、高金利・資源国通貨として、本邦の投資家からの投資ニーズも旺盛でした。, ◇地政学リスク特定の国や地域が抱える政治・軍事・社会的な緊張の高まりから、世界経済の先行きが不透明なものとなり、関連性のある商品の価格を変動させるリスクのことを指します。武力衝突などが勃発すると、その地域に対する投資や経済活動の先行きが不透明となり、投資資金の引き揚げに繋がる場合があります。, ただ、直近では、通商面で米国のNAFTAに参加していましたが、トランプ大統領が就任後、米国がNAFTAからの離脱を表明したことで、経済面での懸念が高まりました。ただ、これも「USMCA(新NAFTA)」が、米議会で承認・発効されたことで、現在ではこの混乱も落ち着いています。, 金融面では、リーマンショック、続く欧州信用不安などを受けて、先進他国同様、歴史的な低金利の位置にあります。直近では、米経済の急速な立ち直り、原油価格や金相場の反発などからインフレ率が、カナダ中銀のターゲットとなる2%を上回ったことで、2017年から、政策金利の引き上げを行っています。, カナダ経済は比較的良好と言われていますが、ただ、直近のGDPの前年比を見る限り、世界的な景気低迷もあって軟調気味です。特にこの間カナダ中銀は、利上げで対応していますから、今後この悪影響が見えるかもしれません。資源国・オセアニア通貨が、総じて利下げに傾いている中で、カナダ中銀も一定の調整を迫られるかもしれません。, 以下が今年のカナダ中銀の理事会と政策金利の発表予定です。政策金利を動かさなくても、その声明や総裁の発言には注意しておきましょう。, 01月22日:カナダ中銀・政策金利および政策リポート公表、総裁記者会見03月04日:カナダ中銀・政策金利公表04月15日:カナダ中銀・政策金利および政策リポート公表、総裁記者会見06月03日:カナダ中銀・政策金利公表07月15日:カナダ中銀・政策金利および政策リポート公表、総裁記者会見09月09日:カナダ中銀・政策金利公表10月28日:カナダ中銀・政策金利および政策リポート公表、総裁記者会見12月09日:カナダ中銀・政策金利公表, カナダ円は、ドル円相場の影響を大きく受けますので、日本経済の状況もチェックしておきましょう。 日本経済は、昨年の消費増税にも、事前に政府がポイント還元などの対策を打ち出したことで、一部改善が見えています。IMFや日本銀行も成長率の見通しを引上げました。今年は東京オリンピックも控えていることで訪日外人の増加など、一定の期待感が景気を支えるとの見方となりそうです。 ただ、海外要因としては、米中通商協議は、フェーズ1の合意に署名が行われましたが、未だ対中追加関税の7割が残されています。中国は、産業補助金や人権問題など、受け入れ難い要求を米国から受けており、両者の壁は厚く、一部米国の大統領選が終わるまで、完全な合意の可能性は難しそうです。そうなると中国経済の急速な回復を想定することも出来ず、日本経済にも悪影響を与えそうです。 また、イランや北朝鮮など、核問題に端を発した地政学リスクの問題は、偶発性が高く、想定することは困難ですが、今年もこういった懸念が続く限り、特にほぼ100%輸入に頼っている原油や天然ガスの価格上昇が続いた場合、日本の景気にはマイナス面が強そうです。6月9日と12月に開催されるOPEC総会には、最大の注意を払っておきましょう。, 加えて、上の日銀が四半期毎に公表する日銀短期経済観測のチャートをご覧ください。 日本の景気は、バブル崩壊後、回復過程にあっても、大企業の製造業・非製造業の現況指数(DI)は、25から26に達するとほぼピークをつけています。今後すぐにとは言えないまでも、今年6月末には、消費増税対策で実施したポイント還元が終わること、歴史的には、オリンピック終了後は、景気が反動的に減速する傾向があることを考えると、今年も日本銀行の低金利政策は、続かざるを得ないでしょう。その面では、円相場に関しては、上値の重い状況が続きそうです。, まずカナダドルの対ドル相場ですが、上の月足チャートをご覧ください。 ドルカナダ相場は、比較的大きく動くことが多いですが、現状の相場は、2007年の0.9059の安値から反発も、2016年に、1.4690の高値で上昇トレンドのピークをつけた後は揉み合い気味となっています。こういったパターンからは、現状の揉み合いの次のブレイクが、大きなキーとなりますが、上値は1.3794と1.3666がダブル・トップ気味となっており、更に三段あるサポートの一番上部を割り込みかけています。また、下段に示しているスロー・ストキャスティクスが、反転下落となっていることを考えると、下方圧力が強いとみられます。, ◇スロー・ストキャスティクスとは相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する分析手法。「Slow%K」と「Slow%D」の2本のシグナルからなるテクニカル指標で、図はSlow%DをSlow%Kが下方向に抜けており、売りシグナルが点灯していると考えることができます。, ◇サポート・レジスタンスとは?・サポートライン日本語では下値支持線といい、「相場はその水準以降は下落しないだろう」と多くの投資家が意識するラインのこと。その価格帯付近まで相場が下落すると、買いが意識されて相場が上に跳ね返され、安値更新の歯止めとなることがある。・レジスタンスライン日本語では上値抵抗線といい、「相場はその水準以降上昇しないだろう」と多くの投資家が意識するラインのこと。その価格帯付近まで相場が上昇すると、売りが意識されて相場が下に跳ね返され、なかなか高値が更新されない価格帯のことを指す。, 現状の安値圏である1.2950前後をしっかりと割れるとサイコロジカルな1.25や1.2062の安値を目指す動きが想定されそうです。一応この位置は、二段目のサポートと0.9059と0.9405の安値から1.4690の高値の半値位置が、1.1875-1.2048となっており、底堅い可能性が高いでしょう。, ◇サイコロジカルとは「心理的な」という意味です。サイコロジカルラインというテクニカル指標もありますが、ここでは「心理的に意識されやすい価格帯」という意味で用います。キリの良い数字の価格は、時にサポートやレジスタンスとして機能することがあります。投資家の多くはその数字を強く意識する為、その価格帯付近では取引が活発になる傾向があり、明確にその価格を抜けた場合は、次の節目へと意識が移る過程で、値が大きく動く場合があります。, 更なる調整は現状不透明ですが、もし、これも割り込むと最終サポートなる1.1279や1.10622方向への調整リスクとなりますが、一応今年の動きとしては、そこまでの下落は想定しない方が良いと思います。 一方上値は、既にレジスタンスからは、1.32-1.33ゾーンが抑えると弱い形です。ただ、オーバーシュート気味に、1.3328-1.3383ゾーンの戻り高値圏を目指す可能性はありますが、こういった位置も上値を抑えられそうです。あくまで1.3666と1.3794のダブル・トップを超えて、強い上昇期待となります。 一応今年の想定レンジを1.25から1.33、下値は最低で1.20台としておきます。, 一方ドル円ですが、昨年は年間ベースでのレンジが、7円94銭と歴史的な低水準に留まりました。今年は、米国の大統領選が控えています。動きが激しくなるか注目ですが、ただ、動きが出ても年後半となりそうで、年前半は揉み合いが続くかもしれません。, 上の月足チャートをご参照ください。上値はロング・ランの①レジスタンスを前に上げ渋っています。この位置は、今年の1月時点で、110.31となりますが、この上抜けの可否は、次の相場展開に重要となります。あくまで超えても112.40、114.55、114.73がターゲットとなりますが、こういった位置も抑えられるとレンジ相場からの逸脱は難しいでしょう。あくまでこういった上抜けが実現して、強気相場となります。 下値は、一応サポートと104.56、104.87、104.46の②トリプル・ボトムが支えています。この維持では引き続き堅調な相場が続くとみられますが、トリプル・ボトムを逆に割り込むなら、大きな下落相場が訪れる可能性に注意しておいた方が良いかもしれません。  また、相場のモメンタム(強弱感)を見る上では、下限のスロー・ストキャスティクスに注目しましょう。現状は、弱気を維持しています。つまりまだ円高リスクが残っている形です。ただ、これも前述の通り、レジスタンスをクリアに上抜けてくれれば、陽転する可能性も残っています。今後もこの動きに注目して対応しましょう。 下値は、サポートから107-108円が支えると堅調が続きます。またもし、割り込む動きがあっても、トリプル・ボトムを前に、105円が維持されると更なる調整は難しそうです。ただ、逆にトリプル・ボトムの下方ブレイクが発生するとスロー・ストキャスティクスも反落を続け、その場合フィボナッチ・リトレースメント(75.31から125.86)の50%となる100.58が、グッド・ターゲットとなります。ただ、フィボナッチの61.8%=94.62までの調整は、最悪の状態として、トランプ大統領の選挙での敗北、米中通商協議の完全決裂、FOMCの利下げスタンスへの転換などの悪い状況が重ならない限りは、現状想定していません。  一応今年のレンジを105円から115円に想定しておきます。, ◇フィボナッチ・リトレースメントとは「フィボナッチ比率」をトレードにあてこんだテクニカル手法です。「23.6%・38.2%・61.8%・76.4%」という比率を、フィボナッチ比率、または黄金比率と呼びます。多くの投資家がフィボナッチ比率で求められた価格帯を意識する為、相場に影響を与えると考えられています。チャートの高値・安値の間をフィボナッチ比率で区切られたラインを引くことで、サポートライン・レジスタンスラインを判断します。, 最後にカナダ円ですが、月足チャートからは大きなH&Sの形を形成しています。 価格帯がぴったりときませんが、現状は74.80-78.49から91.54-93.26のこの右肩の範囲に留まっています。ただ、この期間は、左肩がだいたい47か月の動きとなっていますが、右肩も同様の期間と仮定すると既に、昨年末でこの期間を経過してしまっています。つまり、次の展開となる可能性が示唆されることは、留意しておいてください。, ◇H&Sとは日本語で「三尊」とも呼ばれるチャート形状です。左右にショルダー(肩)、中央にヘッド(頭)があるように見える事からH&Sと呼ばれます。「三尊天井」という言葉は投資の世界では有名なテクニカル指標で、チャート上にこの形が現れる場合、上昇局面から下落局面へのトレンド転換局面と判断されます。上昇相場の中で、上値をアタックするものの、高値を超える事ができず、アーム(腕)形成部分まで下落してしまうのを「売り」の判断します。, 一応下値は68.40の安値からのロング・ランのサポートの支えらえています。また、モメンタムを示すスロー・ストキャスティクスも、反転上昇の可能性が示唆されており、期待感は上値トライです。ただ、77.88-78.49の安値を割れると75円がターゲットとなりますが、こういった位置も支えられるとまだサポートが有効のようです。一方上値は、一段目のレジスタンスが85円前後にあって、超えても87円前後は、売りが出易そうです。その場合、78円から87円でのレンジ相場に留まってしまいそうです。あくまでこの位置を超える動きから、90円方向への期待感となります。ただ、それでも91.54-93.26の戻り高値圏の上抜けは、当面期待できそうもありません。今年のカナダ円の想定レンジを79円から87円としておきます。, 通常、高金利・資源国通貨は、金利との連動性が高いですが、上は、ドルカナダ相場と米国とカナダの10年物国債利回り差を比較したチャートです。 ご覧の通り比較的連動性の高いことがわかると思いますが、水色の部分は、連動性が薄れている時期です。2008年以降は、リーマンショックや欧州信用不安で、相場が荒れた時期です。つまり、総じて金利に連動するといっても、リスク回避的な展開となると、このアノマリーに該当しないことは、覚えておきましょう。 そうなると現状はどうでしょうか? 米加金利差が縮小(米金利が低下)していますが、ドルカナダの下落(カナダドル高)とは、なっていません。これが、米加の通商交渉を睨んだ信用不安の動きなのか、それとも出遅れているのか、不透明ですが、もし、USMCA(新NAFTA)に対する懸念が影響していたと考えると、カナダドル相場が、急速に金利差に連動する動きが出るリスクがあることは、留意しておきましょう。, ◇アノマリーとは理論では説明することができないものの、経験則的に「そんな傾向があるよね」と考えられているマーケットの規則性のことです。相場には多くのアノマリーがありますが、例えば「セル・イン・メイ(5月に売れ)」という相場の格言があります。5月~9月ごろまでは市場参加者がバカンスを取る事で相場が閑散とするため、取引は行わずにいなさいという意味ですが、その根拠は乏しいとされています。ただ、その時期になると確かに相場は閑散として、取引を行うには難しい相場である場合が多いです。アノマリーとして多くの投資家が同じ考えを持つことで、実際に相場の動きとしてアノマリー通りの動きが具現化される場合もあります。, また、以下の2つのチャートは、カナダドルの対ドル相場とカナダ円に、原油価格を比較したチャートです。, ご覧のように、カナダ円は、若干円相場が絡むので、リスク回避には弱いですが、連動性が非常に高いことが良くご理解頂けると思います。金利差もある程度参考になると思いますが、そうなるとカナダドル相場は、原油価格の動向を見てトレードすれば、良いことになります。, 上は、WTI原油先物のつなぎ足の月足チャートです。 OPECの減産体制が維持されていること、直近では、米イランの緊張から堅調な展開ですが、上値は66ドル台が抑えると上昇も難しそうです。また反転中のスロー・ストキャスティクスも、再下落の可能性が示唆されています。50ドルのミドルが支えると堅調が維持されるでしょうが、割り込むと40ドル台へ調整リスクです。 一方上値はこの66.60ドルや76.90をしっかりと超えないと上昇期待は持てません。また超えても、過去の三角保合の下限レベルからは、80-81ドルが重い位置となりそうです。  特に現状は、OPECの減産も2016年から3年を超えていますが、産油国経済は厳しい状況が続いています。また、サウジアラビアのスタンスも、アラムコの上場で、雰囲気に変化が見えています。加えて米国のシェール・オイルも原油価格の圧迫要因となっており、今年もし、減産政策を放棄するようなことがあれば、一気に調整を深める可能性に留意しておきましょう。, 上記からは、今年はファンダメンタルズ面が、カナダドル相場の上値を抑え、テクニカル面が下値を支える構図になることが想定されます。そうなると時々に個別の材料でカナダ円相場が動いても、大きなトレンドにはつながり難い可能性が指摘できそうです。, また、上はクロス円のレンジを想定するのに利用しているラダー・チャートです。ドル円の想定レンジを前述の通り105円から115円として、ドルカナダを1.25から1.33とすると、マックスでこの表からは、78.95から92円が今年のカナダ円の想定レンジとなります。  下限は、前述のカナダ円の想定レンジの下限と整合性があります。上値はドル円が111円前後まで反発てきないと厳しいかもしれません。, それでは、これまでの話を総合的に検討して、今年のカナダ円相場の戦略を考えてみましょう。, ・基本は、テクニカル重視で、時期は不透明ですが、79円方向への下落では、買い狙いです。ただ、リスク回避の動きが強まった場合、75円までの可能性を考えて、買い下がりの余裕を持って対応しましょう。, ・ターゲットは、85円が抑えるなら利食い優先ですが、超えるなら89円、更に90円台などは、絶好の利食い場となるでしょう。また、90円台前半は、売りも検討できますが、96円などをストップとして、利食いは85円が逆に支えると買い戻しとなります。, ・ただ、もし、カナダ中銀が利下げスタンスに転じることがはっきりとした場合、OPECが、減産を止めるようなことがあった場合には、しっかりと買いポジションがあれば利食って、レベル感は別として、売りも狙ってみましょう。, 1957年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。アジア系外銀にて、外国為替の貿易事務に5年、マネー、債券、為替ディーラーを10年歴任。ディーリングおよび決済関連業務に精通。2002年の資金部次長時代に、20年間勤務した同銀行を退職。銀行在籍時より運営していた為替予想サイト「円を救え」をベースに、個人の為替証拠金取引の拡大を支援するために、相場予想および為替取引の個人向け実地教育を中心とした(株)FXSCを設立。著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」エム・ケイ・ニュース社佐藤利光・だいまん共著がある。ホームページ:「円を救え」短期為替予想サイト, ※本記事内容は、執筆者の見解に基づくものであり、投資に関する断定的判断を提供するものではなく、情報提供のみを目的としており、いかなる種類の商品の売買も勧誘するものではありません。投資に関する最終的な決定は、お客様自身で判断するものとします。本記事には将来の出来事に関する予想が含まれている場合がありますが、それらは予想であり、当社は、内容の正確性、信頼性、適時性、特定目的への適合性、その他の事項について、保証を行うものではなく、本記事を利用した結果発生した、いかなる事案等についてもお客様の責任において処理および解決するものとし、当社は一切の責任を負いません。, 商号等/インヴァスト証券株式会社 金融商品取引業者 登録番号/関東財務局長(金商)第26号 カナダドルの注目点&見通し ... 米国と主要国の経済情勢【出演:マネースクエア 西田明弘】 2020/11/27 . 2020年12月18日 13時07分. 欧米為替:デイリー見通し カナダドル・円/ドル・カナダドルを注視 予想レンジ:80円50銭-81円50銭カナダドル・円はもみ合いか。 ドル・カナダドルはドル売りを修正する動きが見込まれ、カナダドルは対ドル、対円で下押しされる展開となりそうだ。 1月14日 (木曜日)のカナダドル円見通し: 為替レート 80.28、 最高 81.48、最低 79.08。. その割には、人気が高くないようです。. 南アフリカランド 円 予想 2020、2021、2022-2024。. みずほ銀行|中期為替相場見通し 2020年10月30日 1 目次 【見通しの概要】 P.2 ドル/円相場の見通し~バイデントレードよりも重い「ドルの過剰感」~ 2020年為替市場の概観~どのような通貨が評価されてき … ジェトロの海外ネットワークを通じて収集した最新のビジネスニュース・レポートなどをお届けしています。, 各国・地域の基礎情報や制度をご覧になりたい場合は「国・地域別情報」をご覧ください。, 海外ビジネスの目的にあわせてご利用いただける、ジェトロのビジネス情報とサービスをご案内します。, 外国企業 米ドル・円の注目点と今後の見通し 2020年12月15~16日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)後の記者会見でパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長は、「資産購入を縮小させる際には事前に余裕をもって警告する」と発言し、早期 2020年10月30日 10:04 [カナダドル円]カナダ8月GDPに注目 かざみどり (カナダドル円日足)欧州市場で新型コロナ感染が拡大したことでリスクオフの円買いが進みカナダ円は78円60銭付近から売りが始まり77円91銭まで下落した カナダ円の 米大統領選が、2020年のドル円の行方を決定? 目次1 【かんたんまとめ】1.1 想定レンジ幅1.2 売買戦略2 【2019年 のドル円相場を振り返って】3 【2020年の注目点】3.1 〇 米中通商協議3.2 〇 […] E-mail:j-tanshin@jetro.go.jp. All rights reserved. *02:37jstny外為:カナダドル下落、原油安に連れ、opecが需要見通し引き下げny外為市場で原油価格の下落に連れて商品通貨のカナダドルが下落した。 カナダ 2020年は潜在成長率並みの1%台後半へ加速。 豪州 2019年の落ち込みから回復し、2020年は潜在成長率並みの2%台半ばへ。 中国 2020年は徐々に景気減速に歯止め。 ブラジル 内需主導の景気回復が見込まれ、2020年は2%台の成長。 まずカナダドルの対ドル相場ですが、上の月足チャートをご覧ください。 ドルカナダ相場は、比較的大きく動くことが多いですが、現状の相場は、2007年の0.9059の安値から反発も、2016年に、1.4690の高値で上昇トレンドのピークをつけた後は 揉み合い気味 となっています。 2020年11月6日 19:02 米大統領選は混沌も市場は「いいとこ取り」で リスクオン! 銘柄検索. カナダドルのスワップポイント 年間利回り 次にLIGHT FX でカナダドルに投資した場合の年間利回りを試算してみます。 1カナダドルを80円とすると、レバレッジ1倍で投資した倍の年間利回りは約0.18%。( スワップ4円×365日(80円×1万通貨)) レバレッジ6倍でやっと年利1%を超えたかな? ... 【2020年10月】豪ドルのスワップポイントの推移を月ごとにランキング!今月の1位は新しく集計しだしたあのfx会社!各社ともスワップポイントは少し増えています! 今回、トレイダーズ証券にお伺いして、カナダドルの今後の為替見通しなどを聞きました。これを機に、カナダドルへの投資を検討されてはいかがでしょうか(笑 カナダの政策金利は現在0.75% (2020年3月26日現在)。 米ドル/カナダドル(USDCAD)は、先進国通貨ペアです。. light fx は2019年度 スワップ部門で1位を獲得。 2020年度も1位になる見込み。 Copyright (C) 1995-2020 Japan External Trade Organization(JETRO). 2020.12.10. 野村證券のマーケットアウトルックのページ。野村證券ならではの投資情報を発信。野村のアナリストによる市況・為替分析・マーケット動向の解説動画、調査レポートを多数配信しております。株価や主要指数などのマーケット情報もご覧いただけます。 2020年11月8日. 予想レンジ:80円50銭-81円50銭 カナダドル・円はもみ合いか。ドル・カナダドルはドル売りを修正する動きが見込まれ、カナダドルは対ドル、対円で下押しされる展開となりそうだ。ただ、日銀の緩和的な金融政策維持を受け、円売りがカナダドルを下支えしよう。 ドル・カナダ... ログイン. 2020年前半は米・豪の金利格差(米金利>豪州金利)維持や将来の金融政策格差(豪ドル金利据え置きないし利下げ見通し、米ドル据え置きないし利上げ見通し)で、まだ豪ドルの先安観が強く残っています。しかしながら、IMFが予想し 原油安による国内経済の停滞を受けて、カナダ銀行が2015年1月に政策金利を引き下げたこともカナダドル安に拍車を掛けました。2020年6月末時点の相場は、1カナダドル=80円前後で推移しています。 [2020年新春セミナー]西山氏による当面の見通しと売買戦略(その2)【出演:西山孝四郎氏】 2020/01/20 【プレミアムView】後編:海外情勢【出演:吉崎 達彦 氏・西田 明弘】 2019/07/25 カナダは ... カナダドル円だけでなく高金利通貨や先進国通貨のスワップポイントが高いみんなのfx・light fx. 米ドル/カナダドル(USDCAD)の長期チャートと見通し【2020年2月】. 原油価格の変動に連れて、為替相場では資源国通貨も動きがみられます。中でも産油国通貨のカナダドルはny原油先物の史上初のマイナスというニュースで下落しましたが、パニック的な売りは一巡し、落ち着きを見せてきました。この後はどのような値動きをたどりそうか、考察します。 為替のとれたてニュース [カナダドル] ... その他気になるfx為替見通し. カナダ中銀(BOC)は10月末の金融政策決定会合で、2020年のインフレ見通しと成長率見通しを引き下げるとともに、声明で政策スタンスをややハト派寄りにシフトさせた。カナダ景気は比較的好調と見られていただけに市場にとって驚きは