終身医療保険. 終身医療保険とは、名称のとおり一生涯にわたり保障が得られる医療保険で、主に退職後の老後生活も含めた医療費に備えるのが主な加入目的です。. 医療保険とは、病気・ケガになった際の入院費や手術代の支出に備えるための保険で、公的医療保険と民間医療保険の2つに大きく分類されます。, 病院で健康保険証を提示し、治療や診察を受けた際に年齢や所得に応じて医療費が割り引かれるのが公的医療保険にあたり、民間医療保険は入院や手術の高額な費用に備え、公的医療保険でカバーできない部分の補填として任意加入する保険です。, 民間医療保険は、保険期間によって「終身医療保険」と「定期医療保険」の2種類があり、他に持病がある人でも加入しやすい「引受基準緩和型医療保険」、女性特有の病気に対する保障が上積みされた「女性保険」があります。, 終身医療保険とは、名称のとおり一生涯にわたり保障が得られる医療保険で、主に退職後の老後生活も含めた医療費に備えるのが主な加入目的です。, 加入時に定めた保険料はずっと変わらないため、若いうちに加入しておくと毎月の保険料負担が抑えられるのも特徴です。保険料は、一生払い続ける「終身払い」と、所定の年齢までに払い込みを終える「定期払い」を選択できます。, 定期医療保険は、保障を受けられる期間が限定された医療保険です。定期的に見直しができるので、ご自身のライフプランの変化などに応じて保障内容を柔軟に変えていくことが可能です。, 保障期間が限定されていることで、同額の保障を準備した際の保険料は終身医療保険と比較すると割安ですが、保険期間満了時に更新する場合は、保険料負担も年齢に応じて高くなっていきます。, 引受基準緩和型医療保険は、引受条件(保険加入の条件)が緩和された保険のことで、持病や健康上の理由などで保険会社の診査に通らず、保険への加入を諦めてしまった方でも、加入しやすい医療保険です。, また、引受基準緩和型保険よりも加入しやすい保険として、医師の診査や告知書による告知なしで加入できる無選択型医療保険もあります。, 引受基準緩和型・無選択型の特徴は、医療保険への加入ハードルが低くなっている分、契約から一定期間の保障内容の削減や、保険料が割増されるなど特別な条件が追加されている場合があります。, 女性保険は、乳がんや子宮筋腫、子宮がんといった女性特有の病気に対する保障が上積みされた医療保険です。もちろん、一般的な病気・ケガによる入院・手術の保障も備えています。, 中には「妊娠7ヶ月目以降は加入できない」といった条件付きの保険もありますので、妊娠・出産を考えている女性は、早めに女性保険に加入・検討することをおすすめします。, 妊娠・出産は治療ではないので保険金の給付対象になりませんが、帝王切開などの異常分娩に対しては保証対象となる商品もあります。, 日本では、国民皆保険制度により、全国民が必ず公的医療保険に加入しているため、誰でも充実した医療保障が受けることができ、高額療養費制度や傷病手当金を利用することで医療負担を最低限に抑えることが可能です。, 「公的医療保険が充実しているなら、民間医療保険は不要なのでは?」と感じる方がいるかもしれませんが、民間医療保険に加入する目的は、公的医療保険でカバーしきれない部分の補完です。, 例えば、先進医療は公的医療保険の対象ではないため、保障なしで治療を受けると医療費が高額になりますし、長期入院になれば入院中の食費や差額ベッド代など治療費以外にかかるお金が発生します。, また、入院している間は働けないため、その間の家族の生活費も必要です。これらは公的医療保険ではカバーできないため、保険に加入して補完するのが一般的です。, 国民健康保険とその周りの制度についてくわしく知りたい方は、下記のコンテンツもぜひ合わせて参考にして下さい。, 医療保険の必要性を把握して加入を検討する際に、気になるのが保険料をいくらに設定するかです。, 実際に、医療保険に加入している人を対象にナビナビ保険が独自でアンケート調査を行った結果、「5,000円以上10,000円未満」が最多の23.3%、次いで「5,000円未満」が17.1%、「10,000円以上15,000円未満」が16.8%となり、約6割の人が15,000円以内の月額保険料に抑えている結果となりました。, 医療保険でも、がんに対して保障はされますが、がん保険が別の保険として存在する大きな理由は保障の手厚さと内容です。以下は、医療保険とがん保険の主な違いを比較した表です。, 医療保険は、基本的に給付金を受け取ることのできる限度日数があらかじめ決まっています。この点で、がんによって入院期間が長期化した場合、医療保険の保障のみでは医療費負担を賄いきれない場合があります。, 一方で、がん保険は入院日数の限度はない代わりに、契約後の初回保険料支払いから90日間の猶予期間があります。この期間を過ぎていないと保障されません。, 種類が多く、仕組みも複雑なものが多い医療保険ですが、自分に合ったものを選ぶ際は以下のポイントを中心に検討しましょう。, 以下は、終身型医療保険と、定期型医療保険それぞれの仕組み、メリットとデメリットを比較した表です。, 終身型は、ライフステージに関わらず医療費保障に対してのベースを持っておきたい人向けで、一生涯の医療保障を受けつつ加入する年齢が若いほど保険料も安くなるのが魅力ですが、保険内容の変更があった場合にアップデートはされません。, 定期型は、加入時の保険料は終身型に比べて安く、保障内容に変更があった際は、更新時に最新のものにアップデートされます。, 子供がまだ幼く、教育費がかかる・家のローンの支払いが残っているなど、ライフステージに合わせて保障を手厚くしたい人におすすめです。一方で、保険料は年齢に応じて更新時に上がっていくことを覚えておきましょう。, 上記の図は、加入している医療保険の種類についてナビナビ保険でアンケート調査を行った結果です。約半数、全体の47.5%の方が終身医療保険に加入しており、次いで27.5%の方が定期医療保険に加入されていることが分かります。, 医療保険に限らず、生命保険には「掛け捨て型」と「貯蓄型」の保険があり、それぞれのメリット・デメリットは以下の表のとおりです。, 毎月の保険料を抑えつつ医療保障を受けて、保険の内容も定期的に見直していきたい方は掛け捨て型保険、将来に向けた貯蓄をしつつ医療保障を得たい方は貯蓄型保険がおすすめです。詳しくは下記のコンテンツも合わせて参考にして、ご自身に合った方を選びましょう。, 医療保険に加入している人が病気・ケガで入院した場合、保険会社から入院給付金が支払われます。, 入院給付金には、あらかじめ設定されている日額を入院日数に応じて給付する「日額型」と、入院日数にかかわらず、1回の入院あたり決まった金額が給付される「一時金型」があります。, また、入院給付金についてナビナビ保険で独自に行ったアンケート調査によると、給付金額は「5,000円以上8,000円未満」が最多の28.4%、次いで「3,000円以上5,000円未満」が18.3%、支払い限度日数は「30日以上60日未満」が最多の25.7%、次いで「30日未満」が21.0%という結果になりました。, 入院日数が平成20年は「平均33.8日」に対し、医療技術の発達・ベッド数の不足などの背景により平成30年には「平均27.8日」と短縮されていることから、「30日未満」もしくは余裕をみて「30日以上60日未満」を選ぶ人が多いようです。これら入院日数の短縮化により、最近では一時金型の医療保険が増えてきています。, 手術給付金とは、被保険者が、ケガ・病気で手術を受けた場合に支払われる給付金のことで、手術の種類によって倍率が変動する「倍率変動型」と、手術の種類に関わらず倍率が一律の「倍率固定型」があります。, 倍率変動型は、重い手術ほど給付金が大きく、軽い手術であれば給付金が小さくなるように設定され、倍率は入院給付金の10倍〜40倍の間で変動します。倍率固定型は倍率変動型と比較して保険料が安くなりますが、手術給付金の金額は一律固定です。, ナビナビ保険のアンケート調査では、「倍率固定型」を選択している人が多い結果となりましたが「分からない」と回答した人が5割を超えているため、手術給付金の種類についてはそこまで重要視していないことも読み取れます。, 保険料の支払い方法は、生涯保険料を支払い続ける「終身払い」と、一定期間あるいはある年齢までで支払いを終える「短期払い」があります。短期払いでも、保険料の支払いを終えた後の保障は一生涯続きます。, 特約とは、保障内容を手厚くするために付帯できるオプションのことです。医療保険には、がん・三大疾病など高額な治療費がかかる病気に対して保障を手厚くできるものが用意されていて、代表的なものは下記のとおりです。, 主契約の契約時に、自分が追加で得たい保障を付帯できますが、特約はあくまでオプションのためそれのみで契約することはできません。また、特約を付帯するとその分、保険料は高くなることも合わせて覚えておきましょう。, また、特約にも給付条件があります。条件を事前確認しておかないと、受けられると思っていた給付が受けられなかったということが起こります。, 例えば通院治療による給付金は、ほとんどの場合が入院治療後の通院治療に対する給付であるのため、入院なしで通院治療を行っても給付金を受け取れない場合が多く、がん特約なども給付金は入院を前提としているものがあります。, 特約内容に不満がある、もっと保障を手厚くしたいといった場合は、単体保険の加入を検討しましょう。, 医療保険に関して、特にユーザー様からお問い合わせが多い質問をQ&A形式でまとめました。, A. 0歳の赤ちゃんの入院率は高いとされています。赤ちゃんが入院すると、医療保険対象外の自己負担額が多いって本当?医療費助成制度のみでは不安?そこで、まだ0歳の赤ちゃんの医療保険への加入の確認ポイントとメリット・デメリットから、実際のケースまでも徹底解説しました。

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